実行委員長 挨拶を掲載しました。
ご挨拶
謹啓 猛暑の候、時下ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
この度、第14回 日本言語聴覚士協会 九州地区学術集会 宮崎大会を約8年ぶりに宮崎県にて開催できる運びとなりました。再び学術集会の場を宮崎に迎えることができ、地元の一員としてこの上ない喜びを感じております。
私は都城市にある総合病院に勤務し、子供から高齢者を対象に入院や外来、訪問リハビリなどで言語聴覚療法を提供しております。臨床を行う中で「子供が話せるようになって良かった。」や「最後におじいちゃんの好きなものが食べられてよかった。」など、やりがいを感じる言葉を頂くことがありますが、一方で『もっとしっかり訓練ができていれば……』『もっと関わり方が違っていれば……』と悩みを抱えながら臨床を行っているのも実情です。そのような中、今回のような学会集会を通して新しい知見を学ぶことは勿論のこと、同じ悩みを抱える仲間たちと会い情報交換を行うのは非常に重要であると感じております。
今回の学会テーマは、「“挑戦”~新たなる一歩~」とさせていただきました。これは、実行委員みんなで話し合い、「参加者が学会に参加することで新たなことに挑戦する動機づけとなり、参加者全員の成長に繋がる学会となってほしい。」という想いでテーマを決め、テーマに沿うよう特別講演やシンポジウム、口述演題など企画、準備をしております。そのため、今回の学術集会の参加を通じて少しでも皆様の成長に繋がり、九州全域の言語聴覚士の発展、そして多くの患者様、利用者様、その関係者の笑顔に繋がることを心より期待しております。
最後になりますが、本学会は色々な方々のご支援、ご協力が無いと成り立ちませんので、皆様方のご支援をお願いするとともに、学会当日は多くの方々とお会いできることを心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
謹白
第14回 日本言語聴覚士協会 九州地区学術集会 宮崎大会
実行委員長 岩村秀世
